石油産業の現状

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石油産業の現状

現在の石油産業は、大変困難な状況に陥っています。昨年末より、原油価格が下落し始め、今年に入ってからは、価格の下落に歯止めがかかりにくい状態が続いています。その背景にあるのが、中国をはじめとする新興国の景気低迷です。中国などの新興国は、世界の工場などと呼ばれ、エネルギー資源である石油の輸入を広く行っていました。ですが、急激な景気悪化により、中国などでも石油の利用は大幅に減り、石油の輸出も大きく減少しました。その結果、産油国などで財政が悪化し、それが全世界に波及しました。

世界経済に不透明感が漂う中、サウジアラビアの国営企業であったサウジアラムコが上場することが決定しました。サウジアラビアは、世界有数の富裕国であり、財政の大半は原油などから得られる利益に頼っていました。しかし、大幅な原油価格の下落により、財政が圧迫され、国営企業を上場する必要が出てきたのです。こうした状況の変化は、短期的には、原油価格を下支えし、世界経済に利益を与えると考えられています。ですが一方では、世界有数の富裕国であるサウジアラビアの財政が逼迫している可能性を示唆し、現在の経済状況が想定以上に苦しいものであることを示しているとも考えられるのです。


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